瑞香園日記

【栗の豆知識】

みなさま、ご存知なこともあるかと思いますが、

栗の豆知識をご紹介。

ひとつ目。

落ちたばかりの栗は、とってもツヤツヤしています。

表面にハリがあり、ずっしりとしています。

ただ、栗は、この後、そのまま置いておくと、

あっという間に水分が飛んでいきます。

瑞香園では、

”出荷時重量　〇〇ｇ”という札をつけさせてもらっていますが、

一晩放置すると、大粒だと一粒分、小粒だと2粒分くらいの

重さが変わってしまいます。

スーパーや、道の駅で買われる際は、

ずっしりと重みのある栗を選ぶと良いですよ！

２つ目。

そんな乾燥しちゃう栗。

買われた後は、レジ袋などに入れて、冷蔵庫のチルド室へ。

栗の水分が保たれるし、栗は種なので、置いておくことで甘みが増すそうです。

（私的には、あまりよく分かりませんが・・・）

３つ目。

栗を剥くのは大変です。

鬼皮、渋皮って言葉が通じなかったので、

ご紹介です。

（ちなみに、栗を覆っているトゲトゲがイガね）

鬼皮は、固く、渋皮は、面倒・・・。

乾燥して固くなった栗は、お湯にしばらくつけておくと、剥きやすくなります。

渋皮は、ホントに渋いので、重曹で３０分、もう一度３０分、そしてシロップ（砂糖水）で炊くと美味しい、美味しい渋皮煮が出来ます。

剥き栗は、やっぱり、下茹でした後、シロップ（砂糖水）で炊きます。

これで、栗きんとんなどに使う甘露煮が出来ます。

これを栗ご飯に入れる人もいますよね♡

面倒な栗ですが、美味しく出来ると嬉しくなっちゃう栗仕事。

渋皮煮用にむく筑波がただいま、品薄中でご迷惑おかけしております。

渋皮が剥きやすいポロタンは、たっぷりありますので、

どうぞ、旬の味を楽しんでくださいね！